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HTMLからバージョン番号が消える


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COMPUTEROWRLD.JP 2011年01月21日付けの記事から

HTMLのワーキング・グループが、Webページのレンダリング標準からバージョン番号を取り去ることを決めた。

こうした決断が下される直前には、W3C(World Wide Web Consortium)が現在策定作業を進めている最新標準HTML5の新しいロゴを発表していた。

今後、HTMLのバージョン6や同6.2.3といったものがリリースされることはない。HTMLは「生きているドキュメント」として扱われ、継続的にアップデートを行っていくと、Web Hypertext Application Technology Working Group(WHATWG)の会員であるイアン・ヒクソン(Ian Hickson)氏は1月19日付けのブログ記事に記している。

HTML標準に全体的なバージョン番号をつける代わりに、変更点が注釈としてセクションごとに挿入されるようになるという。

ヒクソン氏は、HTML標準開発のプロセスが以前よりダイナミックになっている現状を反映するため、ナンバリングの排除は不可欠だったと説明した。同グループは、機能を追加するよう求められたとしても2012年までにはHTML5の策定を終えるべく取り組んでいる。

今回の方針転換は、「WHATWGの活動内容にとってはあまり大きな意味を持たない。われわれがバージョン番号に特別な関心を持ったことは一度もない」と、ヒクソン氏は同グループにあてた電子メールの中で語った。

WHATWG以外にも、バージョン番号制度に不満を持つ組織は存在する。例えばLinuxカーネルの管理団体が、数年前からナンバリング・システムの廃止について議論してきた。だいたい3か月ごとにアップデートされることの多いLinuxカーネルの現行バージョンは、2.6.37というわかりにくい番号になっている。とはいえ、上位バージョンを表す数字についてはLinux開発者の間でも意見がまとまっていない。

W3Cは、2012年中にはHTML5のスナップショットを作成し、同標準の策定完了宣言をする意向だ。

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